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Theme is Nothing, That's show.

映画「この世界の片隅に」に見る、サヴァイブの魂

先日,アニメ映画の「この世界の片隅に」を鑑賞した。ドンハマりしてしまった。

正直私はアニメ映画にはあまり興味がなく、ライトに描かれた戦時中の物語だろうと気が進まなかったのだ。しかし見始めて10分ほどでこれはちゃんと観ないといけないと思い、結局ほぼ連続で3回観たのだった笑

 

原作はこうの史代さんによる同名の漫画で 、双葉社より出版されている。絵の柔らかさが双葉社っぽく私の好みだ。これがあの忌まわしきK社だったらこんなに気に入らなかったかもしれない(冗談)

 

なぜハマったのか、それは

最初から最後まで草の根(庶民)目線で描かれていたからである

私がタイムスクープハンターが好きな理由も同様である。

歴史の中でどう庶民が生き抜いたのか。

私は偉大な先導者や大名、人間のくだらない派閥争いなんかよりもむしろこっちに興味がある。

色々詳しく考察してまとめておきたいのだが、原作コミックと特装版のブルーレイが届いてからにしよう。

 

なんといっても主人公すずの、おっとりとした性格と行動力がひとつになっているのがたまらない。ぼーっとしているようで自分でものを考えて手記に記録を残しているというのが印象的だ。

 

そして作品を通して複雑な感情が繊細に描かれているのが評価高い。戦時中の物語であるが結婚や恋愛を深く描いているのは珍しく感じる。単なる娯楽な恋愛物語ではなく人間臭さを感じるのだ。

 

ああ全然まとめきれていない。各登場人物も整理して考察しよう。

注文したものが届くのが楽しみだ。